爪の向きが揃わない!!指のねじれを直すには?
よよを迎えて当初から気にしていた事があります。
爪の方向がバラバラで揃わない・・。
最初からではないか?と疑っていたので、ほんとに最初の1日目の写真を引っ張り出してみました。
・・・あれ?ハッキリとは映ってはいませんが、やっぱり右手中指の爪の角度がおかしい気が。
それ以外は、扱いが分らない最初の頃にねじってしまったのではと考えられます。
爪が揃わないとはどういう状態か
これは迎えて2日目の写真です。右手の中指の爪だけがなぜか角度が違います。指を曲げたところでまっすぐにすると爪の角度はまた同じになります。
爪の張られている位置が違うのかと、考えていた時期もありました。
しかし、試していった結果やはりワイヤーのねじり方で曲がる事があるようです。爪の位置自体は合っているように見えます。
aotume指の仕組みってどうなってるの?
ひっぱってこれる写真がなかったのですが、代理店のaotumeドールの販売ページに行くと骨格の写真が見られます。
追加料金の骨格関節版ではなく一般のワイヤー関節の場合は、関節ではなくただワイヤーである事から、指のどこからでも曲げる事ができてしまいます。
実際に曲がっている状態を直す!
直るならサクッと直したいところです。考え方としては3DモデリングのXYZ軸の扱いのように、複数の軸を回転させながらワイヤーのねじれを調整していくという方法です。
これが直す前の指の状態です。左手は一度直すのに挑戦して大体よくなっていますが、右手の指先が不揃いです。
まず確認するのは「指のどこから曲がっているのか」という事です。
第一関節か、第二関節か、第三関節か、どこから曲がっているのか。正常な場所は無理に曲げないようにします。
ワイヤーなので関節は存在しませんが、ドールの指の肉付き位置の事です。
今回の場合、根本の第三関節~第二関節までは大体OKで、第二関節~第一関節あたりからねじれています。
第二関節を90度近く曲げます。
ワイヤーが折れたりしないように、第二関節~第一関節を優しく強く抑えながら、第二関節から上のワイヤーをねじって回転させていきます。綺麗に「こうねじればいい」とは言い切れませんが、指のねじれ具合と、作業する人の感覚でどれぐらいねじるか強さを決める必要があります。
第二関節から指先第一関節までの短い間を曲げます。先端はワイヤーが短いので、変な折り方をすると突き抜ける可能性があるので注意。
そのまま、爪と指先の腹の角度が、指の流れと同じ角度になるようにねじっていきます。まっすぐにするために、状態によっては一時的に力強くぐにゃっと曲げる必要もあるかもしれません。あくまで折れない・突き抜けない範囲内でです。
角度が調整できたのであれば、一度まっすぐに直してみます。一回で完璧にとはいきませんが、最初より大分よくなったように見えます。
調整を繰り返した結果・・まっすぐと言ってよいのではないか。ねじった結果、第二関節付近の中腹がねじれてしまっているような気もしますが、指先の爪に比べれば目立たない場所なので諦めましょう。
骨格関節に生まれ変わるしかありません。
次に小指も外側にねじれているので直していきます。
根本からねじれていて、指の腹が外を向いています。第一関節から90度近く曲げます。
指の腹が内側を向くようにねじっていきます。
おおよそねじれたのを確認したら、次に第二関節を曲げていきます。
第二関節周辺に問題ないのであれば、第一関節も曲げていきます。最大の問題爪のねじれを直していきます。
ここは容赦なくねじっていきます。指先が、指の流れに対してまっすぐになるようにねじっていきます。
この作業を繰り返していった結果。ほぼまっすぐになった、と言えるのではないでしょうか。
作業前
作業後
結論:ワイヤー指のねじれは直せる
という訳で、順番に軸を意識してねじっていけばワイヤー指のねじれは直せます。